水彩イラストの線画は何で描く?

水彩画を最短で上達させるコツや、知っておくと役立つ情報を掲載しています。

水彩イラストの線画は何で描く?



水彩絵の具を使用してイラストを描く場合、まずその下書きとなる線画を描く方が多いと思います。

そうして描いた線画をもとに、水彩で色付けを行っていくという流れになりますが、 水彩は透明度が高く、下書きに使う道具によっては線が目立ってしまいます。

主線を目立たせたいのならともかく、そうでない場合もあるため、 どんな絵を描きたいのか?によって下書きに使う道具を使い分ける必要があります。

水彩でイラストを描く場合、
どのような道具を使って線画を描くのがベストなのか?

以下、解説します。

水彩の線画に使う道具 様々な例を紹介

どのような水彩イラストを描きたいのか?によって、線画を描くのに適した道具は異なってきます。

以下、さまざまな例をあげてみましたので、参考にしてみてください。

下書きを残さない場合は「フリクションペン」

水彩イラストを柔らかい雰囲気に仕上げたい場合、下書きの「主線」は残したくないですよね。

鉛筆…という方も多いですが、
一切線を残したくない場合はフリクションペンを利用すると残りません。 フリクションペンには、60℃以上の温度になると色が消える特殊な「フリクションインキ」が使用されています。

熱を加えることによって無色透明にできるんです。

まずは線画をフリクションペンで描いておき、 下書きが不要になった時点でドライヤーなどの風を当てて熱を加えれば、主線が残りません。

かなり便利なのでおすすめです。



ただし。

フリクションペンは-10℃以下の環境下に置くと、描いた線が戻ります。 より低い温度だと、完全に戻ってしまうこともあるのだとか。

描いた絵を自宅で保管している場合、線が戻ることはまずないと思われますが、 何らかの理由で-10℃以下の環境下に置く可能性がある場合は、フリクションペンは使わないほうが無難かもしれません。

多少なら主線が残ってもよい場合は「鉛筆」か「色鉛筆」

水彩イラストを描く際、目立たない程度になら主線が残っても構わない場合。

そんな方は、
HBの鉛筆や色鉛筆を使うのが手軽です。



色鉛筆は水彩タイプだと上から塗った時ににじみますので、 わざとにじませるのでなければ水に溶けないタイプを使ってください。

またできるかぎり目立たない色を使い、力を入れずに薄く描きます。

色鉛筆の色を場所によって使い分けるようにすると、水彩で色を塗った時に目立たなくておすすめです。

鉛筆や色鉛筆を使う場合、上に塗る水彩絵の具の種類や色、塗り方によっては多少線が残りますが、 遠目にみれば線は目立ちません。

主線を残す場合は「濃い鉛筆」や耐水性のサインペン

あえて水彩イラストの主線を残したい場合は、B以上の濃い目の「鉛筆」を使用するか、 もしくは耐水性のサインペンを使用すると、線をはっきりと残すことができます。

耐水性のサインペンは、コミック画材のコピックマルチライナーや、 ピグマと呼ばれる耐水性のインキを使用した製品が描きやすくておすすめです。 ピグマはどこでも手に入ると思います。

一方でコピックは専門画材であるためか、一般の文房具店などでは手に入りにくいのですが、ネットなら簡単に手に入ります。

コミック用だけあって線幅の種類が多く、おすすめです。

主線を残すなら「つけペン」もおすすめ

あえて水彩イラストの主線を残したいのであれば、 つけペンと耐水性のインクを使用して下書きを描くのも良いでしょう。



つけペンは使うのにある程度慣れが必要ですが、 ペン先の種類が非常に充実しているため、使い慣れればきっと重宝するはずです。

特に細い線を描きたい人におすすめです。




つけペンが初めてという方、またどんなペン先を使えばよいかわからない人は、 以下のお試しセットで数種のペン先を試してみるとよいでしょう。 つけペンのペン先って、 その人の絵の描き方のクセによって合う・合わないが大きいのですよね。

なのでまずは、どのペン先を使えば上手く描けるか、描きやすいかを試してみることをおススメします。

上記はお値段がかなりお手頃なので、試しやすいと思います。




インクについてはどのような主線を描くのかにもよりますが、 黒ならパイロットの証券用インクが、また黒以外のカラーを主線に用いるのであれば、 ホルベインのアクリリックインクなどがおすすめ。

もちろん好みもありますので、絵によってはその他のカラーでも良いと思います。 ちなみにイラストの主線描きには、ホルベインのドローイングインクと呼ばれるインクが人気だったのですが、 廃盤になってしまったのですよね。

その代わりとなるのが、
ホルベインのアクリリックインクです。

セピアは黒よりも雰囲気が柔らかく、他の色にもなじみやすいのでおススメです。

描きはじめる前にまずは「試し描き」しよう

ここまで、水彩イラストの線画を描くのに最適だと思われる道具を何点かご紹介しました。

いずれも間違いなくおすすめできるものですが、 お使いの紙や水彩絵の具の種類によってはあわない場合もあります。

特につけペンは、水彩紙の種類によっては紙の表面に引っかかりやすく、 描きづらく感じることもあるため、必ずメインの絵をかく前に試し描きをするようにしましょう。

ペンだけでなく、水彩紙の方もさまざまな種類をためしてみると、 自分好みの組み合わせが見つかりやすいですよ。


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