水彩画の下書きにトレース台を活用しよう 消しゴム不要で下書きが描ける!

水彩画の下書きを鉛筆を使って描いている人、多いですよね。
描きやすい画材の一つですが、デッサンに慣れていない人の場合、力が入りすぎてしまったり書き間違えてしまったりで、 消しゴムを使う回数が多くなりがちです。
その結果、紙を毛羽立たせてしまったり黒ずみが発生したりといったことが起こります。
これを解決するには、消しゴムをあまり使わなくても済むようにデッサンを上達させることですが、 なかなかうまくいかない…
そんな方におすすめしたいのが、トレース台(ライトボックス)です。
トレース台とは、下書きを敷き写しするための道具。
トレース台があれば、消しゴムかけは不要か、使ったとしても最低限で済ませることができますので、 紙の毛羽立ちや黒ずみで悩むことはなくなるはずです。
というわけで以下、実際のトレース台をご紹介します。
最近のトレース台は激安

冒頭でも述べた通り、トレース台とは下書きを敷き写しするための道具です。
具体的にはトレース台の上に下書きや写真、そして紙を載せ、 下部からライトで照射することで透けた下書きを、鉛筆やペンなどでなぞって写しとります。
そっくりそのまま下書きを紙に写し取ることができるため、製図などでも利用されています。
このトレース台、昔の製品は結構高くて1万円を超えるものがほとんどでした。
高価…というほどではないですが安いといえるほどの値段でもなく、 水彩の下書きを描くためだけに買うにはちょっと高いかなという感じですよね。
しかし最近では、2000円を切る安価なトレース台も登場しています。
かくをいう私も、昔は1万円以上するトレース台を使っていましたが、 何年も使わないうちに壊れてしまったのですよね。
修理するよりも安いトレース台を買いなおしたほうが安そうだったので、 買って使ってみたらなかなか良かった…というわけです。
安いぶん機能は最低限という感じですが、水彩画用の下書きをたまに写すくらいの利用であれば十分です。
というわけで以降、私が買ったトレース台を、簡単にご紹介したいと思います。
本当に使える?3000円のトレース台
私が購入したのは、DBPOWER(中国メーカー)というメーカーのA4サイズのトレース台。
3000円台で送料無料と、日本製のトレース台と比較するとびっくりするくらい激安だったので試しに購入してみました。
3年くらい前に買った製品で今は売られていないみたいなのですが、 似たようなトレース台がさまざまなメーカーから出ており、同等の製品を手に入れることは可能です。 電源アダプターを使うタイプもあれば、USB給電で利用するタイプ、 またサイズも様々ですので、自身の環境に合ったトレース台を選びましょう。
というわけで見ていきます。
トレース台とACアダプター、
そしてクリップ。
重量0.8kgと軽量かつコンパクトなトレース台であるため、狭い机の上でも利用しやすいと思います。
クリップは紙を固定するためのモノだと思うのですが、使いにくいので使ってません。
ACアダプターを電源に接続して、製品のスイッチをオンにするとLEDが点灯します。
明るさ調整…は説明書によるとできるはずなのですが、説明のとおりに操作をしても明るさの調整ができず。
私のやり方が悪いのかもしれませんが、今のところはLEDがオンオフするだけのトレース台として利用しています。
十分に明るいため、トレースするのには問題ありません。
使い方は簡単。
トレース台の上に下書きとなる用紙を置き、さらにその上に水彩を描くための紙を重ねます。
そしてトレース台の電源をオン。
こんな感じに下書きが透けてみます。
下書きの上に置いているのは中厚口のやや厚めの水彩紙ですが、問題なく下書きが見えているのがわかると思います。
より厚手の用紙に写す場合だと、下書きが見えにくいこともあるかもしれません。
水彩画に鉛筆の跡をできるだけ残したくない人は、薄い鉛筆を使って筆圧をかけないように写すとよいでしょう。
このようにトレース台を用いれば消しゴムを使わずに下書きが描けるため、紙を傷める心配がありません。
3000円台で送料無料と、日本製のトレース台と比較するとびっくりするくらい激安だったので試しに購入してみました。
3年くらい前に買った製品で今は売られていないみたいなのですが、 似たようなトレース台がさまざまなメーカーから出ており、同等の製品を手に入れることは可能です。 電源アダプターを使うタイプもあれば、USB給電で利用するタイプ、 またサイズも様々ですので、自身の環境に合ったトレース台を選びましょう。
というわけで見ていきます。

トレース台とACアダプター、
そしてクリップ。
重量0.8kgと軽量かつコンパクトなトレース台であるため、狭い机の上でも利用しやすいと思います。
クリップは紙を固定するためのモノだと思うのですが、使いにくいので使ってません。
ACアダプターを電源に接続して、製品のスイッチをオンにするとLEDが点灯します。

明るさ調整…は説明書によるとできるはずなのですが、説明のとおりに操作をしても明るさの調整ができず。
私のやり方が悪いのかもしれませんが、今のところはLEDがオンオフするだけのトレース台として利用しています。
十分に明るいため、トレースするのには問題ありません。
使い方は簡単。

トレース台の上に下書きとなる用紙を置き、さらにその上に水彩を描くための紙を重ねます。
そしてトレース台の電源をオン。

こんな感じに下書きが透けてみます。
下書きの上に置いているのは中厚口のやや厚めの水彩紙ですが、問題なく下書きが見えているのがわかると思います。
より厚手の用紙に写す場合だと、下書きが見えにくいこともあるかもしれません。
水彩画に鉛筆の跡をできるだけ残したくない人は、薄い鉛筆を使って筆圧をかけないように写すとよいでしょう。
このようにトレース台を用いれば消しゴムを使わずに下書きが描けるため、紙を傷める心配がありません。
激安トレース台と価格の高いトレース台と違いは?
価格の安いトレース台と、1万円前後のトレース台との違いは何でしょうか?
機能は製品によって異なるため、一概にこうだとは言えませんが、 現在売られている製品をざっと見た限りでは
価格の高いトレース台には、上記の機能がついていることが多いようです。
あると便利な機能ではありますが、 私のように水彩画の下書きをちょこっと写す程度であれば、特に上記の機能はなくても困りません。
一方でイラスト描きなどで長時間トレース台を利用するような方の場合、 特にトレース台の傾斜機能はあった方が良いと思います。
傾斜させられないと猫背になりやすく、描いていて結構しんどいですから。
機能にこだわりがある人は、価格の高いトレース台を選ぶようにしましょう。そのほうが快適です。
機能は製品によって異なるため、一概にこうだとは言えませんが、 現在売られている製品をざっと見た限りでは
・調光機能がある
・トレース台の傾斜角度の調整ができる
あると便利な機能ではありますが、 私のように水彩画の下書きをちょこっと写す程度であれば、特に上記の機能はなくても困りません。
一方でイラスト描きなどで長時間トレース台を利用するような方の場合、 特にトレース台の傾斜機能はあった方が良いと思います。
傾斜させられないと猫背になりやすく、描いていて結構しんどいですから。
機能にこだわりがある人は、価格の高いトレース台を選ぶようにしましょう。そのほうが快適です。
水彩でのぬり絵にも活用できる
私は主に、自分が描いた下書きを写し取るためにトレース台を利用していますが、
下書きに限らず、写真やイラストの写し取りにも活用できます。
写真やイラストをトレースすることもできる
例えば自分が好きなイラストを写し取って水彩で色付けしてみたり、 写真を紙に写し取って利用することも可能。
単に絵に色付けするだけでも水彩絵の具を使う練習にはなりますので、 下絵を描くのが苦手な人や、単純に水彩での塗り絵を楽しみたいという人には悪くない活用方法だと思います。
ただし完成した水彩画を公開する場合は、著作権にご注意ください。

写真やイラストをトレースすることもできる
例えば自分が好きなイラストを写し取って水彩で色付けしてみたり、 写真を紙に写し取って利用することも可能。
単に絵に色付けするだけでも水彩絵の具を使う練習にはなりますので、 下絵を描くのが苦手な人や、単純に水彩での塗り絵を楽しみたいという人には悪くない活用方法だと思います。
ただし完成した水彩画を公開する場合は、著作権にご注意ください。
わずか3ヵ月で学べる!ユーキャンの風景スケッチ講座
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