書道筆は水彩画を描くのに使える?使うメリットは?

水彩画を最短で上達させるコツや、知っておくと役立つ情報を掲載しています。

書道筆は水彩画を描くのに使える?使うメリットは?



一般的に水彩画を描く場合、水彩画用の筆を用いることが多いと思いますが、 実は書道筆を使っていらっしゃる方もそれなりにおられます。

書道筆とは書道に使う筆のことで、書筆と呼ぶこともあります。

学生の頃の授業などで書道筆を使用したことがあるという方は、少なくないのではないでしょうか。

今回はこの書道筆を水彩画で活用するメリットと、利用シーンについてお話ししたいと思います。

水彩筆と書道筆の違いは?

水彩筆も書道筆も、一見すると同じような筆です。

これらの筆の主な違いは何でしょうか?
以下にまとめてみました。

毛のコシが違う



水彩筆も書道筆も、軸に動物の毛などをすげて使うという点は同じであり、 使われる毛の種類もほぼ似ています。

ですが、水彩筆にはやや強めのコシを持つ毛が使わているのに対して、 書道筆の毛にはコシがないものが使われることが多いです。

なので水彩筆よりも、かなり柔らかい描き心地となります。

コシがない分、毛先の動きを細かくコントロールしにくいため、 絵画のような繊細な描写を行う作業には基本向いていません。

書道筆のほうが種類が少ない



水彩筆は丸筆や平筆ほか、サイズも種類も様々なタイプの筆がラインアップされており、 場面に応じて使い分けることが可能です。

しかし書道筆には、大中小の分類はあるものの水彩筆ほどのバリエーションはありません。

基本的に書道筆は文字を描くためだけの筆なので、絵筆ほど複雑な形状は必要ないというわけです。

小さい文字を書くときには小さい筆で、太字を描くときには大きい筆を利用します。

書道筆を水彩画に使うメリットと利用シーンについて



ここまで、書道筆と水彩筆とではその性質に若干の差はあるものの、 大きな違いはないということがわかりました。

この書道筆を水彩画に使うメリットについてですが、 コシのない書道筆では、絵筆を使ったときのような繊細な描写は難しいです。

ですがコシがない分柔らかい線が描きやすいこと、また書道筆の性質上穂先に水をたくさん含ませることができるため、 広い範囲をムラなく塗ることができます。



実際に書道筆で塗ってみるとわかりますが、 絵筆とは違って、境界線があいまいなふわっとした柔らかい線を描くときに使いやすいです。

また広い範囲を塗る場合でも、大きめの筆だと絵の具を継ぎ足さずにたくさん塗ることができます。

例えば背景をムラなく塗りたいときや、 空に浮かぶ曖昧な形の雲を表現する時には、水彩筆よりも書道筆の方が独特の雰囲気をだしやすいのではないでしょうか。

反対に、正確に描きたいところやメリハリのある描写が必要な部分には、書道筆だと描きにくいと思います。

水彩画での書道筆の使い方

水彩画での書道筆の使い方について解説します。

書道筆を用意する

まず書道筆をお持ちでない場合は用意しましょう。

字を書く場合は、ある程度筆の価格にこだわった方が良いですが、 水彩画に利用するだけなら1000円前後くらいの安いものでOKです。 ただし100均で売られているような安い書道筆は、毛抜けがひどい場合があるので避けたほうが無難です。

筆を下ろす

他の筆と同様、書道筆も穂首全体が糊で固められていますので、 まずは水に浸して下ろします。

下ろし方は水彩筆と同じような感じで、水に浸けて穂先をやさしくほぐすだけでOKです。



ちなみに書道筆で字を書く場合、穂首全体を下ろして描くのではなく、 穂先だけ(穂首の3分の2ぐらい)を下ろして描くというやり方をすることがよくあります。

本来は、穂首全体を下ろして描いた方が太い線が出やすくてよいのですが、 書道筆はとても柔らかいため、筆に慣れていない人の場合、 穂首全体を下ろしてしまうと穂先をコントロールするのが難しくなります。

なので穂先だけを下ろして使うわけですが、 水彩画で書道筆を使う場合は、絵筆を使うときと同じように穂首全体を下ろして利用しましょう。

その方が絵の具をたっぷり含ませられますし、広い範囲を塗りやすいです。

絵の具を含ませて塗る

穂首を下ろしたら、塗りたいところだけ塗ります。それだけです。

たっぷりの水でといた絵の具を使うのが、上手く塗るコツ。水が少ないときれいに描きにくいので、気を付けてください。

あと先にも書いた通り書道筆は柔らかいため、細かいところを塗るのには適していません。というより、 相当慣れていないときれいに塗れないと思います。

なので使い道は限定されますが、色々試してみると面白いかもしれません。

書道筆のお手入れ

使った後の書道筆のお手入れですが、基本的には水彩筆と同じで、絵の具をきれいに洗い落とすことです。

毛に絵の具の成分が残っていると傷みやすくなるので、 筆の内部を優しくほぐすようにして丁寧に洗い流してください。

洗い終えたらティッシュやタオルなどで水分を取り除き、穂先を整えて乾かします。

筆の穂首がとれたら…

補足として、筆にもよると思うのですが、 まれに軸から穂首がまるごとポロっと取れてしまうことがあります。

安い筆であったり、筆の扱いが乱暴だと起こりやすいですが、高い筆でも取れることはあります。

もし穂首がとれた場合は、接着剤でくっつけてください。



利用する接着剤ですが、できればエポキシ樹脂を使った二液混合タイプがおすすめです。 一方で木工ボンドはとれやすいのでおすすめしません。

軸の方に接着剤を適量塗り、とれた穂首を差し込んで固定してください。その際、毛に接着剤がつかないよう気を付けましょう。

数分でくっつきますが、念のために一晩おくのが良いと思います。

機会があれば使ってみよう

水彩筆とはまた違った表現ができる書道筆。

絶対に必要なものではありませんが、特に広い範囲を塗ることが多いような方には、1本あると便利なものであるはずです。

もし自宅に使っていない書道筆があるのなら、ぜひ水彩画を描くときに使ってみてください。


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