ぬり絵で透明水彩を練習しよう 水彩練習に向く「ぬり絵本」のおすすめを紹介

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ぬり絵本で透明水彩を練習しませんか?



水彩画をはじめて、初心者がまず苦労するのがデッサンです。

早く水彩絵の具を使って色塗りしたいのに、下絵デッサンが上手く描けなくてイライラ…なんて経験をされたことがある方は、少なくないのではないでしょうか?

早く色を塗りたい。
そんな方には、とりあえず市販の「ぬり絵」を利用して水彩の色塗りを練習してみることをおすすめします。

というわけで今回は、透明水彩の練習に向く「ぬり絵本」のおすすめについて解説します。

ぬり絵ならデッサンを描く必要なし

水彩画を描く場合は、まず描く対象となるモチーフや風景を決め、 それからデッサンを描いていく必要があります。



いわゆる下絵描きですが、絵を描くことに慣れていない初心者には地道で時間のかかる難しい作業です。

面白くないので適当に済ませてしまいたいところですが、適当に描くわけにはいきません。

透明水彩は下絵が生きる絵の具であるため、ある程度下絵をきれいに描いていないと、 作品の出来に影響するからです。

透明水彩で早く色塗りを楽しみたいのに、なかなかそこまでいきつけない…。 そんな初心者は少なくないのではないでしょうか。



水彩で色塗りを楽しみたい。
そのような初心者におすすめしたいのは、市販の「ぬり絵」の利用です。

「ぬり絵」は、色を塗ることを楽しむための道具です。
すでに下絵は描かれているため、デッサン描きに悩まされる必要はありません。

また自分では到底描けないハイレベルな下絵を利用できるため、絵がうまくなった気になれるのもよいところ。



色塗りだけでは、いつまでたっても透明水彩は上達しないのでは?と思われる方もおられるかもしれません。

ですが色塗りすることによって、水彩ならではの色の使い方が練習できるため、 意味がないことはありません。

デッサンの練習はおいておいて、とりあえずは色を塗ることを楽しんでみませんか?

透明水彩での色塗りに向く「ぬり絵本」を紹介

基本的に市販のぬり絵本は、さまざまな画材を利用して色塗りすることを想定しているので、 極端な話、どのぬり絵本を利用しても大丈夫です。

ただ、水彩は水を多く使って色塗りします。

なので紙に厚みのないぬり絵だと、水を置いたときに紙がよれよれになってしまったり、 仕上がりが汚くなる可能性があるため、できれば水彩で色塗りできることをうたったぬり絵本を利用しましょう。

以下、数点をご紹介します。

ポストカード ぬり絵


ぬり絵を楽しみ、かつ塗り終わった絵を「はがき」として利用できるポストカードタイプのぬり絵本です。

ぬり絵だけでなく、色塗りの見本となるポストカードもついているため、その見本を参考に色をつけていくことができます。

一般的なぬり絵の用紙とは異なり、ポストカード仕様で紙が厚いため、水が多い水彩絵の具を利用しやすいところが魅力です。

はがき絵を出してみたいけど、自分でいちから描くのはちょっと…なんて方におすすめ。

大人の塗り絵 ポストカードブック 日本の小さな散歩


ポストカードタイプのぬり絵です。
日本の伝統的な絵柄を中心にまとめています。

描きあがった絵ははがきとして利用することができるほか、フレームに入れて飾ってもサマになるのではないでしょうか?

和風の絵柄を好まれる方に。

おとなのスケッチ塗り絵


よりハイレベルな色塗りに挑戦したい。
そんな方におすすめしたいのが、「おとなのスケッチ塗り絵」シリーズ。

日本・世界の街の様子であったり、草花の絵柄などが、繊細な線で描かれており、色塗りに利用することができます。

塗り方がわからない人は、付属している見本をお手本に色付けするとよいでしょう。 また色塗りに慣れている人は、自分が塗りたいように塗っていくのも悪くありません。

多くの風景が掲載されているため、色塗りしながら、その素敵な情景を楽しめるところがこのシリーズの魅力です。

さまざまなタイプのぬり絵がラインアップされていますので、チェックしてみてください。

大人の塗り絵 名画シリーズ


有名画家の作品を見るのが好きな方におすすめしたいのが、大人の塗り絵の 名画シリーズ。

誰もが知る有名画家の代表作品の下絵をもとに、着色を楽しめるというユニークなぬり絵本です。

下絵が描かれた用紙のほか、お手本となるカラー版も付属しています。 やや厚手の画用紙を用いているため、水が多い水彩画にも使用しやすいです。

上記はフェルメールの作品を注品に掲載した本ですが、 ほかにもオルセー美術館の収蔵作品を集めた本や、ルノワール編、ゴッホ編など、 名画好きな方ならハマってしまうのではないかと思われる面々をラインアップしています。

ぬり絵としてはハイレベルな部類ですが、有名画家の絵が好きだという方は是非チェックしてみてください。

水彩色鉛筆を利用して塗るのもあり



市販のぬりえ本は、水を多く使う水彩絵の具よりも、水彩色鉛筆を利用することを想定したものが多いです。

水彩色鉛筆の方が細かいところの色塗りがしやすく、また水彩絵の具よりも使う水が少なくて済むからです。

もちろん普通の絵の具でも色塗りできますが、画材の種類にこだわっていない方は、一度水彩色鉛筆を利用してみるというのもありだと思います。

水彩画が好きな人なら、水彩色鉛筆での絵画も面白いと感じるはず。



実際私の知人にも、もともと水彩絵の具中心の利用だったものが、 たまたま水彩色鉛筆を使う機会があり、それ以後見事にはまってしまった方がいます。

絵の具とはまた違う使い方のクセがあるため、ある程度の練習は必要ですが、 透明水彩と同じように水彩画を描くツールの一つとして、挑戦してみてはいかがでしょうか?





参考として、水彩色鉛筆を利用するなら以下がおすすめです。

水彩色鉛筆といってもさまざまなタイプ、描き心地の製品があり、 描く絵によって適したものは異なってくるため、一概にこれが良いとは言い切ることができませんが、 以下はとりあえず選んでおいて間違いのない製品だといえます。 ステッドラーは画材では定番ともいえるメーカーで、上記の水彩色鉛筆は色の伸びや描き心地、発色など、 さまざまな点で評価が高く人気があります。

イラストを仕事にしている方が利用されている例や、 絵画教室でおすすめされることも多いです。

興味があるからちょっと試してみたいだけ…という初心者は、少な目の本数から揃えるとよいでしょう。

ただし本数が少ないタイプは割高になります。

後から色を買い足すと余計なコストがかかるので、ハマるかもしれないな…なんて方は、24~36本くらいを買っておくと良いでしょう。


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