画用紙に消しゴムをかけると毛羽立ってザラザラになる…を防ぐ方法

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画用紙に消しゴムをかけると毛羽立ってザラザラになる…を防ぐ方法について



水彩などの絵の具を使って絵を描くとき、ほとんどの人はまず用紙に下書きを描きますよね。

その下書きを書いている時に、消しゴムで消そうとしたら紙が毛羽立ってザラザラになってしまった… という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

紙がザラザラになってしまうと、絵の具がキレイにのりません。 またひどいと紙が破れてしまうことも。

今回は、この画用紙の毛羽立ちを防ぐ方法についてお話ししたいと思います。

なぜ画用紙に消しゴムをかけるとザラザラになるのか



そもそも、なぜ画用紙に消しゴムをかけると毛羽立ってザラザラになってしまうことがあるのでしょうか?

その理由ですが、画用紙は木材、綿といった原材料から作られたパルプ(繊維)をからめあわせることによって作られていますが、 紙によって使われているパルプの性質や品質は大きく異なります。

比較的摩擦に強く丈夫なパルプもあれば、そうでないパルプもあるわけです。



当然ながら、摩擦に弱いパルプで作られた用紙は繊維が切れやすいです。

こすると繊維が切れ、
その切れ端が絡み合ってダマになったりめくれたりします。

そのめくれたりダマになった繊維が、ザラザラとした毛羽立ちの正体です。



絶対にというわけではありませんが、安価な画用紙は摩擦に弱く、消しゴムなどでこすると毛羽立つことが多いです

特に繊維のからみあいにムラがある用紙だと、その傾向が強くなります。

一方で、コットン繊維などが用いられた高級な水彩紙は表面の強度が高く、摩擦にも強く作られているため、 毛羽だちにくいという性質があります。

消しゴムを多用したり、筆で用紙を何度もこするクセがある方は、できるだけ丈夫に作られた用紙を利用するようにした方が安全だといえるでしょう。

画用紙の毛羽立ちを防ぐ方法について

消しゴムなどでの摩擦によって、画用紙の毛羽立ちが発生するのを防ぐ方法について解説します。

以下の点に気をつけたとしても、絶対に毛羽立たないというわけではありませんが、 用紙にザラつきがでるのをかなり抑えられるはずです。

デッサン用の消しゴムを使う

下書きを描くときに消しゴムを多用する傾向がある人は、 デッサン用の消しゴムを用いるようにしましょう。

デッサン用の消しゴムとは、以下のようなものです。 前者のトンボの消しゴムはデッサン用ではありませんが、 消しゴムの成分に中空マイクロカプセルや特殊オイルが配合されており、 一般的な消しゴムよりも軽いタッチで消せるようになっています。

実際、消すときの摩擦感があまりなくきれいに消せるので、下書きを描くときにあると重宝すると思いますよ。



もう一つの練り消しゴムは、デッサン用として販売されている消しゴムです。

用紙を摩擦して消すというよりは、練り消しを修正箇所に押さえつけることで、 鉛筆等の成分を絡めとるような感じで消していきます。

使うのにコツはいりますが、紙への負担は小さいです。

ただ一般的な消しゴムと比較するとよく消えるわけではないため、消しゴムを広範囲に描けるような場合は大変かもしれません。



私自身は、先に紹介したトンボのMONO消しゴムを使うことが多いです。

ただし配合成分による性質なのか、普通の消しゴムに比べると消しカスが多く出やすいこと、 またなくなるのが早いので、使われる方はまとめ買いをおすすめします。

力を入れずに描く



当然ですが、力を入れて描いた下書きは消えにくいです。

力を入れて消しゴムをかけなければ消すことができないため、結果紙を傷めて毛羽立たせてしまいます。

下書きを描くときは、芯がやわらかい鉛筆を使って力を入れずに描くよう心がけましょう。 Hなどの薄い鉛筆よりも、B以上の鉛筆のほうが力が入りにくく薄く描きやすいです。

あと細かい描写をするときなどに、指先に力を込めてしまいやすいのですが、 そのような癖がある人は、普段から意識して力を抜くように描いてください。

紙の表裏を間違えない



たまにあるのですが、画用紙の表裏を逆にして描いている人がいます。

水彩画を描くのであれば、特に目的がない限りは「表面」に下書きを書いて色を塗っていくのが一般的です。

画用紙がすぐにザラザラと毛羽立ってしまうという人は、表裏を間違えていないかを確認してみてください。

裏面を使うと、消しゴムや筆を使ったときに毛羽出ちが出やすくなります。



表と裏の見分け方についてですが、多くの用紙はザラザラとした目がある方が表面となります。

ただしケント紙はつるつるしている側が表面となるため、間違えないようにして下さい。

毛羽立ちにくい用紙を使う

画用紙は、種類によって摩擦への耐久力が大きく異なります。

紙の表面を消しゴムや筆で強くこすってしまうクセがある人は、 できるだけ摩擦に強い用紙を使用されることをおすすめします。

例えば以下のような用紙がおすすめです。 ウィンザー&ニュートン コットマンの用紙は耐久性が高く、消しゴムをかけても筆でこすっても毛羽立ちにくいです。

よほど強く摩擦しない限りは、ザラつきで悩むようなことにはならないと思います。

あとミューズのホワイトワトソンも薄めの用紙であっても比較的丈夫で、扱いやすいですし、 お値段がお手頃なところが良いです。

いずれにせよ、用紙を消しゴムや筆で摩擦するクセがある人は、 厚みのある用紙を選ぶようにしましょう。

毛羽立ちのひどい用紙は利用をあきらめたほうが無難

下書きを描いては消してを繰り返しているうちに、紙がザラザラに毛羽立ってしまった…。

そのような場合でも、毛羽立ちが少量だったりザラついた部分の範囲が狭ければ、まだなんとかごまかせると思います。

ただパッと見て目立ってしまうような場合は、その用紙を使うのはあきらめたほうが無難です。



単に色鉛筆などで色付けするだけであれば、用紙が多少毛羽立っていたとしてもそれほど目立ちません。

しかし水彩画の場合は水を多く使います。

水が毛羽立った部分にしみ込んで、さらにザラザラを目立たせてしまうこと、 また水を吸うことで紙が弱くなるため、余計に毛羽立ちをひどくしてしまう可能性もないとはいえません。

水彩絵の具を使う場合は、あきらめて別の紙に描き直した方が時間を無駄にしないと思います。


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