カビが生えた顔彩は使える?その使い方とカビを防ぐための保管方法について解説

水彩画を最短で上達させるコツや、知っておくと役立つ情報を掲載しています。

カビが生えた顔彩は使える?その使い方とカビを防ぐための保管方法について解説



しばらく使わないで放置していたら、顔彩にカビが生えてしまった…。 そのような経験をされたことがある方、おられるかもしれません。

顔彩とは、主に絵手紙などに使われる水彩絵の具のことです。

ほとんどは固形タイプの絵具で、直接筆で水をつけて使うことが多いためか、 湿気の多い日本ではカビが生えてしまうことも少なくありません。

このカビが生えてしまった顔彩は使えるのでしょうか? またカビを防ぐための保管方法は?

以下、解説します。

カビが生えた顔彩は使えるのか?

夏前に暑中見舞いの絵手紙を顔彩で描いて、また年末に絵手紙を書こうと思って顔彩を出してきたらカビが生えていた…。

こういうパターン、多いです。

冒頭でも述べたように、顔彩は以下のような固形タイプがほとんどで、 使うときには直接筆で水をつけて描きます。
水を直接つけるのと、「膠(にかわ)」が使われているという顔彩の成分上、保管前のお手入れがきちんとできていなかったり、 保管場所の環境が悪いとカビが生えてしまうことが少なくありません。

カビが生えているのを見て、びっくりされた方もおられるのではないでしょうか?



こうなると捨ててしまおうと思われる方もおられるかもしれませんが、顔彩は食べ物ではありませんから、 カビが生えていてもまだ使えます

カビが生えている範囲にもよりますが、 多分ほとんどは表面にほんの少しカビがついている程度でしょう。

その程度であれば、カビがついた部分だけをやや深めに削って取り除けば普通に使えますので、 捨てないでください。



ただしカビが生えている範囲が広範囲で、完全に取り除くのが難しい場合。 もしくはカビを削りとると顔彩がほとんど残らないような場合。

あるいは大切な人に贈るハガキに絵を描く場合。

そのような場合はあきらめて新しい顔彩を買いなおした方が、精神衛生上良いのではと思います。

カビを防ぐ顔彩の収納の仕方

日本は湿気が多い国です。
なので顔彩を収納する際の状態が悪いと、簡単にカビてしまいます。

ここでは、カビを防ぐための顔彩の収納の仕方についてまとめてみました。

すぐに収納しない

几帳面な人に多いのですが、顔彩を使った後、 あまり時間をおかずに蓋をしてしまったり、お道具箱のようなものに収納してしまう方。



そのような方は要注意です。



使い終わってすぐあとの顔彩は、まだ水分を含んでいます。

キレイに水分を拭きとっているかもしれませんが、絵の具にはまだ若干の水分が含まれた状態なのですよね。

その状態で顔彩に蓋をしたり収納してしまうと、箱内の湿度が高くなってカビが生えやすくなります。

すぐにモノを片づける癖がある人は気をつけましょう。



できれば顔彩を使い終わった後、2~3日はふたを開けたままで湿気の少ない場所に放置しておくことをおすすめします。

日の当たる場所だと顔彩の成分が劣化してしまう恐れがあるため、あまり日が当たらない涼しい場所が最適です。

乾燥させすぎてヒビが入るくらいカラカラになったとしても使用には問題ありませんので、とにかく水分をよく飛ばしてから収納してください。

乾燥剤と一緒に収納する



常に住まいが高湿度…なんて場合もありますよね。

私の知人にも、冬以外は常に部屋の湿度が高いため、 除湿機をつけっぱなしにしてるという方がおられますが、そうしないと壁や収納庫などが結露してしまうのだそうです。

そこまででなくとも、湿気がこもりやすい家にお住いの場合は、顔彩の収納にも工夫が必要です。



できれば顔彩を収納する際は、シリカゲルなどの乾燥剤も一緒に入れて密閉した状態で収納するようにしましょう。

そうすることで顔彩が湿気にさらされるのを防ぐことができます。

ちなみにシリカゲルは、ある程度湿気を吸うと除湿効果が落ちますので、定期的に入れ替えるようにしてください。

頻繁に使うようにする

顔彩は年に1、2回だけ使うよりも、頻繁に使っていたほうがカビが生えにくいです。



カビが生えた顔彩を使うのは抵抗がある…という方は、 カビを生やさないようにマメに利用されることをおすすめします。

頻繁に筆などで触れていれば、よほど湿度の高い所に置いておくのでない限りは、カビが生える間がありません。



そんなに頻繁に絵手紙は書かない、なんて方もおられるかもしれませんが、 顔彩は普通の水彩絵の具としても利用できます。

絵手紙ではなく、普段の絵画制作に利用されてみてはいかがでしょうか?

頻繁に使うことでカビが生えるのを防ぐことができるだけでなく、水彩画を描く練習にもなります。

頻繁に使う場合でも、顔彩を使った後はきちんと乾燥させるようにして下さいね。

とにかく湿気対策をすること

以上、顔彩のカビについてお話しさせていただきました。



顔彩に限らず、絵の具にカビが生える一番の理由は「水分」です。

特に日本は湿度が高いため、水を多く使う絵の具は必然的にカビが生えやすくなってしまうんですよね。

顔彩はカビが生えても使えますが、それに抵抗があるという人は、カビをはやさないようなメンテナンスを心掛けましょう。

・使った後は完全に乾燥させる
・乾燥剤と一緒に収納する

カビが気になる人は、上記を実践してみてください。


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