透明水彩で「はがき絵(絵手紙)」を描きたい人のおすすめの本
透明水彩ではがきにイラストを描いて送りたい。
そんな方、増えています。
はがきに絵を描いたものを、「はがき絵」や「絵手紙」などと呼びます。
例えば四季のあいさつであったり、ちょっとした近況やお礼を伝えるためにはがき絵を活用している人は少なくありません。
自分で描いた絵を送るなんて斬新ですよね。
なので挑戦してみたいという人は少なくありませんが、初めての方だとどんな風に描いて出せばよいのかがわからないと思います。
そこで今回ははがき絵を描く場合に参考にできる、おすすめの市販本をご紹介したいと思います。
目次
・はがき絵(絵手紙)を描くのに参考になる本は?おすすめを紹介
はじめての絵手紙教室
モダン絵てがみ
12カ月を彩る 絵てがみ入門
・はがき絵(絵手紙)の道具について簡単におさらい
透明水彩ではがき絵を描く場合
はがき絵は描きたいけど透明水彩にはこだわっていない
はがき絵(絵手紙)を描くのに参考になる本は?おすすめを紹介
はがき絵の本…と一口に言っても、初心者向けに描き方をいちから解説したものもあれば、
イラストや文言のサンプル集的な本もあります。
ここでは、初心者がはがき絵をはじめる場合に参考になる、初心者向けの本をご紹介したいと思います。
ここでは、初心者がはがき絵をはじめる場合に参考になる、初心者向けの本をご紹介したいと思います。
はじめての絵手紙教室
「はじめての絵手紙教室」というタイトル通り、 はじめて絵手紙(はがき絵)を出そうという方に向けて、絵手紙の基本について説明した本です。
はがき絵の基礎について描いた本の中には、 初心者にはちょっと説明が省かれすぎていてわかりづらいな…と思われるものも少なくありません。
ですがこの本は、「筆の使い方や色の作り方」など基本的なことを初歩から詳しく説明されているので、初めての方でもわかりやすいはずです。
描く絵については透明水彩に限ったものではありませんが(一般的には顔彩と呼ばれる絵の具で描きます)、 透明水彩で絵を描いてはがきを送りたいという方にも参考になるはず。
初心者のはがき絵のバイブルとして、手元に置いておきたい一冊だといえます。
モダン絵てがみ
「透明水彩絵の具」と「墨」を使用した、ちょっとモダンな絵手紙(はがき絵)を描くための解説本です。
なぜ水彩だけではなく「墨」を使用するのか?
水彩絵の具だけだと、描く絵によっては全体的にボヤっとした感じに見えてしまいやすいのですが、 絵の主線に「墨」を使用することで、全体的に引き締まったモダンな雰囲気に見せることができます。
少々絵が下手でも、それっぽく見えるところが「墨」を使う利点です。
内容については基本的な絵の描き方をはじめ、使用する用具についてもそれなりに詳しく説明があるため、 初心者の方にも理解しやすいと思います。
絵手紙の参考になる作品が多く掲載されているので、 どんな絵を描けばよいのかがわからないという人にもおすすめです。
12カ月を彩る 絵てがみ入門
絵手紙の描き方の基本からアレンジの仕方について説明した、絵手紙の入門書です。
水彩だけではなく、様々な画材を使用した描き方を紹介しているため、 水彩にこだわらず、いろんな道具で絵手紙を描いてみたいという人に向いています。
どちらかというと基本についてよりも、作品の描き方やアレンジの説明が多いです。 なので完全な初心者よりも、ある程度慣れた方におすすめの本だといえるでしょうか。
さまざまな作例(絵や言葉)が掲載されていますので、一冊あると絵手紙のバリエーションの幅が広がるはずです。
はがき絵(絵手紙)の道具について簡単におさらい
簡単にではありますが、はがき絵を描く場合に必要となる道具について、簡単におさらいしておきたいと思います。
透明水彩ではがき絵を描く場合
透明水彩ではがき絵を描く場合は、透明水彩絵の具、筆、パレットや筆洗、そして水彩用のはがきが必要になります。
透明水彩に必要な基本の道具については、別記事で詳しくご紹介していますので、そちらをご覧ください。
参考: 水彩画で最低限揃えたい道具について解説
使用するはがきに関してですが、透明水彩で描く場合は、できれば水彩紙で作られたはがきを用いたほうが良いでしょう。
水彩紙は、水分の吸い込みが適度に調整されるような処理が紙の表面に施されているため、 透明水彩のように水分が多い絵の具でもにじみにくく、また発色もきれいに出ます。
はがき絵は適度なにじみがあった方が味があって良い、と考える人もいますので、 何が良いかは好みにもよりますが、透明水彩ならではのきれいさを出したいのなら水彩紙を使われることをおすすめします。
きれいに仕上がりやすいだけではなく、塗りやすいです。
参考:水彩ではがき絵を描くとにじむ!それは紙が原因 はがき絵用の紙の選び方
はがき絵は描きたいけど透明水彩にはこだわっていない
単にはがき絵を描きたいだけで、透明水彩にこだわっているわけではない…という方は、
はがき絵用にセットで売られている道具を購入すると、手間がありませんし安上がりです。
例えば、以下のような商品がおすすめだと思います。
必要なものがすべて揃っているため、ほかに買い足す必要がありません。
このセットには透明水彩絵の具ではなく、「顔彩」と呼ばれる絵の具が付属しています。
透明水彩と顔彩の違いについてですが、、色のもとである顔料は同じですが、そこに混ぜ合わせる材料の種類が異なります。
まあ似たものといえばそうなのですが、顔彩は透明水彩ほど透明感はなく不透明水彩ににた色味がでます。
一般的に、はがき絵は「顔彩」と呼ばれる絵の具を使って描かれることが多いため、 絵手紙の道具のセットに付属している絵の具は、ほとんどが「顔彩」です。
好みはあると思いますが、特に透明水彩にこだわっていないのなら「顔彩」で描かれてみてはいかがでしょうか?
なお、はがきを買い足す場合は以下のような画仙紙がおすすめです。
前項でご紹介した透明水彩に適した水彩紙は、どちらかというと水の吸い込みはよくありません。
透明水彩絵の具は、紙の上で色を混ぜることを前提としていること、また色が混ざっても汚くなりにくいためそれでよいのです。
ですが顔彩を使ってはがき絵を描く場合、紙の水の吸い込みが悪いと、紙に置いた色が乾かないうちに混ざってしまい、 色が汚く濁った感じになってしまいます。
ですので画仙紙のような、やや水の吸い込みの良いはがきを使ったほうがきれいに仕上がりやすいです。
若干の「にじみ」や「かすれ」が発生しやすいため、はがき絵らしい風合いが出せるところも魅力です。
以上、はがき絵の道具について簡単ご説明させていただきました。
はがき絵は、使う道具や紙によって仕上がりが大きく変わります。
まずはいろいろなタイプを使ってみて、自分好みの道具を見つけ出すというのもよいでしょう。
例えば、以下のような商品がおすすめだと思います。
必要なものがすべて揃っているため、ほかに買い足す必要がありません。
このセットには透明水彩絵の具ではなく、「顔彩」と呼ばれる絵の具が付属しています。
透明水彩と顔彩の違いについてですが、、色のもとである顔料は同じですが、そこに混ぜ合わせる材料の種類が異なります。
まあ似たものといえばそうなのですが、顔彩は透明水彩ほど透明感はなく不透明水彩ににた色味がでます。
一般的に、はがき絵は「顔彩」と呼ばれる絵の具を使って描かれることが多いため、 絵手紙の道具のセットに付属している絵の具は、ほとんどが「顔彩」です。
好みはあると思いますが、特に透明水彩にこだわっていないのなら「顔彩」で描かれてみてはいかがでしょうか?
なお、はがきを買い足す場合は以下のような画仙紙がおすすめです。
前項でご紹介した透明水彩に適した水彩紙は、どちらかというと水の吸い込みはよくありません。
透明水彩絵の具は、紙の上で色を混ぜることを前提としていること、また色が混ざっても汚くなりにくいためそれでよいのです。
ですが顔彩を使ってはがき絵を描く場合、紙の水の吸い込みが悪いと、紙に置いた色が乾かないうちに混ざってしまい、 色が汚く濁った感じになってしまいます。
ですので画仙紙のような、やや水の吸い込みの良いはがきを使ったほうがきれいに仕上がりやすいです。
若干の「にじみ」や「かすれ」が発生しやすいため、はがき絵らしい風合いが出せるところも魅力です。
以上、はがき絵の道具について簡単ご説明させていただきました。
はがき絵は、使う道具や紙によって仕上がりが大きく変わります。
まずはいろいろなタイプを使ってみて、自分好みの道具を見つけ出すというのもよいでしょう。
なお、当サイトでは透明水彩を使ってきれいな絵が描けるようになりたい…
という方向けに、自宅でできる透明水彩の通信講座をご紹介しております。
DVD映像を使ってレッスンを進めるため、 最初から最後までプロの水彩画のテクニックを家にいながら学べるところが魅力です。
本を読みながらのレッスンが苦手な人をはじめ、空いた時間を有意義に使いたい人や、教室へ通うのが難しい初心者の方に好評です。
興味をお持ちの方は、以下をご覧になってみてください。
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詳細については、講座ページにてご確認ください。
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